ペンタテストについて各能力のバランスを確認することによって、不足している能力を重点的に高めたり、競技の特性に合わせて必要な能力をより向上させるために役立ちます。また、テスト結果を実際のトレーニングに活用することができるため、無駄を省いたより効果的なトレーニングを行うことができるようになります。 今まで感覚に頼って行ってきたトレーニングをより効率よく効果的に行うために、ぜひペンタテストをご活用下さい。ラボでの高価な設備や面倒もなく簡単に実施することができます。 注意:ペンタテストの中には最大限の努力を要するものがあります。実施の際には体調や事故に十分に注意して行ってください。テスト中、体調が優れなかったり、痛みが生じたりする場合にはただちに中止してください。ペンタテストの結果はあくまで推定値ですので、実際のラボや研究機関での測定による結果とは異なる場合があります。また、測定日の体調や栄養摂取状況によってはテスト結果が影響を受ける場合があります。 ペンタテストは次の5項目から構成されています。測定する場合は、実施する測定項目の「>>測定する」からエントリーし、測定手順やデータ入力表の記載されたデータシートをプリントアウトしてご利用下さい。データシートを参考に、測定して得られたデータを「新規DIARY登録」から入力すれば、解析結果と評価・コメントとともにトレーニングログに表示されます。
エンデュランススポーツにふさわしい筋量と体脂肪率のバランスを示します。パワーやスタミナにも関連しており、この値が高いほど、効率のよさが求められるエンデュランススポーツでは有利です。日々の体重、体脂肪率の入力で自動的に解析されます。
最大努力による運動中に利用することのできる酸素の最大量で、呼吸循環器系機能の優劣を示します。この値が高いほど有酸素能力が高くより大きな有酸素パワーを発揮することができます。体重1キロあたり1分間に利用した酸素量で表します(ml/kg/分)。別の言い方をすれば、最大心拍数に達した時点での最高スピードやパワーと言えます。自動車にたとえると、エンジンの大きさや排気量を表します。バイクとランでは、使う筋肉の量が異なることからも最大酸素摂取量に違いのあることがあり、一般的にバイクのほうが低い傾向にあります。バイクとランのそれぞれで測定するとよいでしょう。
一定の負荷における運動中、有酸素能力で生み出したエネルギーを筋肉がいかに効率よくパワーに変換することができるかを示します。この値が高いと、一定量の有酸素エネルギーからより高い筋パワーを発揮することができます。急激なペースや起伏の変化に素早く対応できる能力を知る目安になります。ただし、このパワーを持続的に維持するには持久的パワー(ATやRCAP)の向上が必要となります。
体が利用する酸素と栄養素からどれだけ有効に持久的なパワーを生み出すかを示します。この値が高いと、より高い負荷でも十分に体内で酸素を利用することができ、疲労物質の発生を抑えながらエネルギー供給を行い、より長く運動を持続することができます。自動車にたとえると、燃費の最もよい最大スピードを表します。別の言い方をすれば、一定時間以上維持可能な最大持久的パワー(負荷)と言えます。最大有酸素パワー(最大酸素摂取量)との相対値(%)で評価しますが、この値が高いほど最大有酸素能力により近いレベルでも運動を持続することができ、高いパフォーマンスレベルを持っていると言えます。バイクとランでは、ATに違いのあることがあります。バイクとランのそれぞれで測定するとよいでしょう。
エネルギー代謝の回復力を表します。この値が低いと疲労物質の除去やエネルギーのリサイクルなどの処理能力に優れていると言えます。これは、運動中に疲労物質が作られるその都度、それらを随時除去しながら新たなエネルギーを生み出す能力ですので、これが優れていると疲労やエネルギー切れを抑えながら、一定負荷ではより長い時間運動を持続させることができます。言い換えれば、持久力(一定負荷での持続時間)を表していると言えます。また運動後の疲労回復力も表しています。 |
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